2014年2月23日日曜日

家庭菜園失敗談

 家庭菜園を初めて3年になりますが、一番頭の頭の痛いことは、害虫対策と連作障害の防止です。


 害虫について、去年、大根と人参の種を蒔いたのですが、どちらも目が出た直後に虫に喰われ、収穫はそれぞれ一本ずつでした。最初の年にキャベツ、白菜、ブロッコリーを作ったのですが、どれも中に虫が入り、食べることができたのは、ほんの僅かでした。昨年の11月に小松菜の種を蒔き、現在収穫中ですが、かなり虫に食われています。こんな真冬でも青虫がつくのですね。でも味は抜群でした。スーパーで買う小松菜はあまり好きではありませんでしたが、小松菜がこんなに美味しいものだとは知りませんでした。


 連作障害については、狭い土地で栽培する家庭菜園では、毎年栽培する場所を変更することは困難です。3年間はなんとかやり繰りしましたが、もう限界です。特に連作障害のある作物は、56年あける必要があるとのことですので、とても不可能です。トマトはプランターで栽培しているため、毎年土を替えていますが、昨年茄子の成長が悪く、不思議に思っていたのですが、前前に同じ場所で里芋を栽培したことを忘れていました。ホームセンターに連作障害防止剤というものが売っており、今年はこれを使ってみようと思うのですが、本当に効果があるのかどうか分からないのと、かなり高価なのがネックです。




 連作障害の出やすい野菜

連作障害の
出やすい野菜

エンドウ、ナス、スイカ

7年以上休栽

ゴボウ、トマト、ピーマン、サトウダイコン

5~6年休栽

ダイズ、シロウリ、ナガイモ、サトイモ

3~4年休栽

キュウリ、ジャガイモ、インゲン

2年休栽


この内ゴボウ、シロウリ、ダイズ、ナガイモ意外は全て栽培しています。しかし、例えばエンドウ豆の後には、トマトも、サトイモも、ジャガイモも栽培することができない分けですから、今年は、どこで何を栽培したらよいのでしょうか。エンドウ豆に至っては、7年間も連作できないそうです。エンドウ豆は、現在栽培していますが、11月に種を蒔いて、冬の間ほとんど成長しませんが、この時期を通過しないと、春に花が咲かないそうです。この間に、大雪が続いたら、おしまいですね。

 また、蔓を地面に這わせる作物も、狭い土地で栽培する家庭菜園には向きません。毎年、サツマイモとカボチャを栽培しているのですが、蔓が根付く場所がありません。昨年は、多分根元に栄養が集まって、根元にだけ巨大なサツマイモができましたが、これでは「芋づる式」とはいえません。もっと効果的に蔓を分散させる必要があるようですが、どうしようもありません。

 ジャガイモは毎年2回栽培していますが、なぜか失敗したことはなく、毎回200個以上収穫しています。これは私の腕がいいのか、ジャガイモとはそういうものなのか、分かりません。昨年は、トマト、ホウレンソウが豊作でした。2か月間、毎日ホウレンソウを食べていたら、便からホウレンソウが出てきました。また、菌が植えつけられた椎茸を買ってきましたが、全然芽がでてきません。1200円もしたのに!

 農業は、奥が深いというのか、気まぐれというのか、意外に豊作だったり、全然駄目だったりして、日々翻弄されています。まだ、「歴史」の方が扱いやすいかもしれません。

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