2020年8月9日日曜日

映画「愛欲の十字架」を観て

1951年にアメリカで制作された映画で、旧約聖書に記載されているダビデを描いた映画です。この時代のアメリカでは、旧約聖書を題材とした映画が多数制作されました。「十戒」「サムソンとデリラ」「キング・ダビデ」「ソロモンとシバの女王」などで、このブログの「映画で聖書を観る https://sekaisi-syoyou.blogspot.com/2014/04/blog-post_3082.html」を参照して下さい。
この映画の原題は、「ダビデとバトシェバ」で、ダビデの後半生における女性問題を扱っています。信仰深かったダビデが、バトシェバに一目惚れし、彼女の夫を死地に追いやり、やがて神の怒りを買って罰せられ、信仰を取り戻すという話で、旧約聖書の他の物語と同じパターンです。

その後、改心した二人の間にソロモンが生まれ、彼が次の王となり、やがて「ソロモンとシバの女王」の物語に、つながっていくわけです。


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