2018年9月28日金曜日

小説(4) 12月20日(麻実)


静寂。とても心地良い。誰にも干渉されず誰も干渉しない。この感じがとてもしっくりきます。社会という概念からの徹底した排斥。安定感は抜群です。

ここ最近の私の奇怪と思われる言動に干渉しないでくださってとても感謝しています。そのことに対して私ができる精一杯の表現です。口頭では説明できないので、文章にしました。
まず、ファッション誌の件は私の自己分析が甘かったと思います。普通の感覚ではありえないと思いますが、私は書物に関しては過敏で、自分の読んでるものを他人に読まれると、思考がもれている、考えてることを操作させられてしまう、というありえない妄想が止められないのですが、それが妄想だと言うことも通常の感覚ではないことも自覚しているので、なんとか思い直して出来るだけ「普通」の対応をしようと思いました。ですが、やはり無理だったようです。私も一応人間の女性なので、それらしく見えるように振る舞っていたのですが、破綻してしまったみたいです。話が逸れますが近ごろカウンセリングも受けていたのですが、大人数が苦手なことや自分の内部事情を分析すると(はっきり診断されたこともあるので)私はスキゾタイパルです、ということをカウンセラーに申告したのですが、潜在意識に働きかけると称するセミナーに誘われものすごく不愉快な思いをしました。私にとっては、大人数、客観性に欠けた解釈の陶酔、感情論の連続、やたら五月蠅い、いちいち集団行動で苦痛以外の何ものでもなかったので理解して頂けてない感じがして不信感が募ってしまい、本来ならもっと話し合って折り合いをつけるべきなのだということは分かっているのですが、嫌悪感でとても無理だったのです。そのうえ分裂している人格を統合したほうがいいと言われて驚異を感じてしまい、全力で逃げ出してきました。私は自分を分裂させることで自己を保っているのです。統合することは恐怖です。(ちなみにこれを書かせているのは牧野という人です)関係念慮がひどくて(被害妄想ではないです。時空を超えたリンクですから)その内容としては上記のセミナーや先生とのやりとりの直後に面談の話、長谷川さんが(この人はタイパルの理解が少ない感じがする。なんで担当になるかなぁ。あんまり考え込まずにね♪と軽く言いますが、頭の中に根拠不明な映像、文字、音がものすごいスピードで長時間降ってくるのをどうやって止めればいいのでしょう?正解を知っている風な物言いでしたのでぜひ答えて頂きたいですね)担当になったことが、私の中の知らない誰かがなんらかの目的で意図的な操作をしようとしている、私しか知らないはずのことがみんなに知られてしまっているような感じがしてしまい、統合されてしまうのではないかという恐怖(分からない何かに飲みこまれるような感じ!)がいっせいに蘇ってきて外界から刺激をこれ以上受けると崩壊するような危惧を感じました。冷静に考えるとありえない妄想もいいとこです。その少しあとに軽いパニックになってしまい(どうして自分がここにいて何でそれをしているのか何がなんだか分からない感じ、自分の考えが見られてる感じ、監視されてる感じ、全ての視線がこちらに向いてる、人間に限らず物や音や気配の認知欠落、殺されるんじゃないかと思うほどの恐怖、過剰な思考等が一同に集結した感じです)記憶の欠落(買った覚えのないものが車の中にあったり、動かした記憶がないのに鞄のなかに入っていたり)もあり外界との接触を減らすようにしてました。だからと言って何もしないでいては何もならないのでどうにかしようと思って、毎日ハンコだけを押して帰るということを継続するということを自分に課してるのです。ただ私は少し変わってるみたいで、(個人的にも健全な行為とは思わないけれど常軌を逸してるとは思わない程度という意味で)自分の体を使って実験するのが好きという性質で、継続をすることで社会に対する自己を形成していくということの立証と継続そのものに苦痛を感じる自分を分析したかった。自分の感情、感覚の働きを試してみたかった、観察してみたかったという動機があります。非常に自己完結した決断です。これがなかなか楽しいです。この感じを上手く説明できないし、頭おかしいと思われたらどうしようと思って(でも行動がすでにおかしい)躊躇しましたが、何もかも拒絶してるような態度は失礼すぎるし申し訳ないのでこういう形で表現させて頂きました。なんというか何度読み返しても意味不明な文章ですね。これでも最小限にまとめたつもりなんです。解読不能なレベルだったらごめんなさい。(20111220)

*この文章は、1220日に本人が経験したことに基づいて、書かれているようです。










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